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2009年04月13日

一年ぶりの授業再開
〜「パブリック・リレーションズ特論」

こんにちは、井之上喬です。
皆さん、いかがお過ごしですか。

「覚醒した次世代リーダーのために」。私は2004年から早稲田大学で、パブリック・リレーションズの理論を中心とした「パブリック・リレーションズ概論」と実践中心の「パブリック・リレーションズ特論」の二つの授業を行っています。この春から、一年間休校させていただいたこれらの授業が一年ぶりに再開しました。今月から始まった前期授業は、「パブリック・リレーションズ特論」でゼミ形式の授業。先日一年ぶりに教室で受講生と再会し、楽しい90分を過ごすことができました。

■半年の授業に2年分のエネルギーを注ぐ若者達
学部間の垣根を越えた「オープン教育センター」で行なわれるこの授業は受講者の所属学部も理工学部から文学部までさまざま。前期の「特論」はパブリック・リレーションズ(PR)の理論を学ぶ「概論」の実践編。

ほぼ隔週に行う半年間の変則授業の理由は、授業外でグループ分けされた受講生がそれぞれのテーマで企画を立案し、プレゼンテーションの準備をするからです。毎年この授業を受講する学生は、授業のない日もグループで教室や学校近くの仲間の下宿先に集まり、徹夜も含め50-60時間をプラン作成のために費やします。だから特論には本当にスキルを習得する明確な意思を持った人たちが集まっています。

この授業で学生たちは、半年間の授業(2クレジット)に対し2年分(8クレジット)相当の時間を費やします。毎年、眠たい目をこすりながら、時間に遅れないように授業に参加する受講生の姿勢には心を打たれます。パブリック・リレーションズのプランニング経験がない学生の目が回を重ねるごとに輝きを増し、グループの結束力が強まっていく姿は感動的でさえあります。

■ 講師は第一線のジャーナリスト
「特論」では授業の中で、現役で活躍するジャーナリストを講師にお招きしています。今年は、朝日新聞の山田厚史さん(アエラ・シニアライター・元編集委員)とNHKの高木徹さん(スペシャル番組部ディレクター)です。

山田さんは朝日を代表する正統派ジャーナリスト。問題の本質に迫るその鋭い切り口と筆力には定評があります。新聞、雑誌にとどまらずTVにも顔を出しています。また高木さんは、ボスニア戦争を題材にした『戦争広告代理店』著者。最近放送された「沸騰都市」の制作担当ディレクターで、シリーズの一つ「シンガポール編」はまさに圧巻。

豊富な経験を持つお二人の授業で、直接指導を受けることに学生たちは大きな期待で胸を膨らませています。

この授業には、他大学の学生も受け入れており、立教大学や日本女子大などの学生も受講しています。激動の社会にあって、次世代を担う確かなバックボーンと強い個をもったリーダーの育成が急がれています。今年もこの授業を通して、受講生の皆さんがどのように成長していくのか今から楽しみです。

投稿者 Inoue: 2009年4月13日 09:23

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